一回ボロクソに止められるべき
先の記事でも書いたかもしれませんが、新規就農について、上司に一回ボロクソに止められたことがあります。
少量多品目で約1haで農業をしようとしている自分を見かねて、「そんなもんは無理だ」と止められました。
昨年(令和2年)の11月下旬だったと思います。
金沢で研修会があって、そのあと上司、関係機関の方々と飲みに行きました。
私は超下戸なので、お酒は全く飲めませんので、飲み会の席は常にシラフです。🍺✖
その飲み会で、「農協を辞めて農業をすることを言及されるなぁ」とうすうす思っていました。
農協を辞めて農業をする意志は、7月に伝えており、応援するとは言われていました。
しかし、農協では最近若い人材が辞めていっており、人材不足。私の部署も私が一番若手(33歳で)という感じです。
私は簿記や税務、補助事業などに係ることや、職業紹介事業、営農指導員、さらに5年ごとに作成する地域農業振興計画のリーダーという、結構重要なポジションで、農家からの人気が高い役得?な仕事をしています。
その私の後継者がおりません😨
まぁ、組織なんて、そんなポジションの人が抜けても、最初は大変だけど何とか穴埋めして、何事もなかったかのように回っていくものです。
ですので、人なんて組織の歯車というより、ネジとかナットのようなものなんです。🔩(私見です)
歯車は、その組織の仕組みであったりシステムであったり、必ずしも人を指し示すものではないと思っております。だから大体の人は、ネジとかナットです。
就活で「潤滑油です」とか何とか、面接の受け答えであるらしいですが(本当に言ってる人いるの?)、潤滑油なんて結局消耗品。使い古されて役目を終えるだけです。
潤滑油の話は置いといて、大体は何事もなく世界は回るってことです。会社辞めたからって世界が終わるわけでもなく、死ぬわけでもなく。
会社には会社の都合があるし、自分には自分の都合がある。その折り合いをうまくつけて、世の中渡っていきましょう。
・・・というのが今回の記事・・・じゃなくて、上司にボロカスに止められたって話です。(いつも脱線していく)
つまり、私の後継者足る人がいないので慰留されたってことです。
「小さな農業が最近流行ってきている?かは知らないけど今のお前じゃ難しい」と言われました。Σ(゚д゚lll)ガーン
実際、あの時の私じゃ無理でした。考え方、モチベーション、栽培技術においてです。
昨年は長雨の影響もありましたが、栽培に関しては失敗した年でした。そのせいで、考え方、モチベーションがネガティブ方向に・・・。丁度、新規就農本当に大丈夫かなと思っていた不安期と重なっていました。
だから、今回の飲み会で色々言われるんだろうなぁと思いながら、飲み会に参加したのは、一度ボロクソに打ちのめされることも必要だと思ったからです。
案の定ボロクソでした。ただ嫌な気分ではなく、逆にモチベーションが回復してきました。💪
自分の弱さ、甘さを気づかされ、このままではいけないと思い知らされることで、自分の改善点が見つかったのです。✨
飲み会を終えたとき、清々しかった。
二次会に誘われましたが、すでに23時を回っており、コロナ禍でスナック行くの?と、流石にダメだと思い帰宅しました。🐸
後日、帰ったの2時過ぎだったと聞いたときは、帰って良かった(笑)と思いました。次の日も仕事でしたし。
その飲み会終わってすぐ、パソコンを開き、ワードに自分の弱さ甘さ、改善すべきところ、これからすべきことをダーーっと打ち込みました。
今回の記事は大体その時にワードに打ち込んだ内容です。
私も寝たのが2時過ぎでした(笑)アドレナリン出まくりでした。🥤
多分、今から新規就農はもちろん、何かを始めようとする人たちは、不安と期待が交互に訪れ、大変な思いをするでしょう。
その中で不安が勝る時期は必ず訪れます。
その時、ちゃんとボロクソに打ちのめされると、自分の本当の気持ちというか、原点に帰れます。
人は承認欲求があり、否定されるのが嫌なので、ちゃんと自分の弱さ甘さに向き合っている人って少ないと思います。
本気で前に進もうとしているとき、一回ボロクソにやられると、生まれ変わったような感覚になりますよ。
目標に向かっているときは、ある意味盲目的。どちらかというと、良いところばかりに目が行きがちですが、ふと立ち止まったとき、弱さや甘さが一気に押し寄せ、不安期に突入します。
だから、目標に向かって進んでいる時って、自分が一人で突っ走っていると思いがちですが、周りの人の支えがあって走っていられることを感じてほしいです。
ちゃんと背中を押してくれる人 必ずいます。
私の場合はボロクソ言われた後、ちゃんと背中を押してくれました。
本当に人間関係に恵まれていると感謝しています。
ボロクソに止められた内容とは・・・
ボロクソに止められたといっても、「無理だ」「やめとけ」という無責任な止められ方ではありません。
無責任は人は、ただ言うだけ。改善案とかそういうものが無い。
ただ止められたのではなく、「しばらく兼業農家で頑張れば?」「自分が本当にできると思ったタイミングで専業になればいい」「それまでは俺が課長でいる間は融通利かす」「そうやってしばらく甘えててもいい」
正直泣きそうでした。😢
ここまで言ってくれるなんて思っていなかったので、大変恐縮でした。
期待されている、可愛がられているからこそなんだなと改めて思いました。
上司だけでなく、関係機関の人たちもみんな同じ意見。
違う意味でメンタルがやばかったです。🌀
こんなことがあったからこそ、モチベーションが回復したのだと思います。
一回ボロクソに止められるべき、と書きましたが、ボロクソに止める人も真剣でないと意味がありません。
でも、ボロクソに言ってくれる人って、大体真剣ですよ。他人のためにそこまで言える人ですから。
それから、「一回甘えようかな」「令和4年に新規就農するって言ったけど、もう1年延ばそうか、やれると思ったタイミングまで兼業農家でいようか」悩みました。
12月までは7:3で甘えようという決断だったのですが、農家のブログや書籍を読んでいる内に、やっぱり令和4年だ!と強気で思えるようになりました。
悩んで慎重になって足踏みするのは決して悪いことじゃないけど、踏み出すタイミングが目の前にあるのなら、勇気を出して踏み出すべき。
新規就農に必要な要素(技術、土地、金、考え方、周りの同意・・・等)がすべて揃ってからでは遅いです。一生無理です。
また、農家になっていなくて逃したチャンスもあります。
実はポケットマルシェ経由でいい話が来たことがあったのですが、兼業故、断念したこともありました。他にもあります。
チャンスを逃さないためにも、早めに農家になりたい。いろんなことを思いついても、実践できないことが歯痒い。
焦る必要はないけど、遅らせる理由もない。
機は熟しています。
