有機農業を選んだ理由

当農園は、無化学肥料無農薬で栽培した野菜をセットでお届けしています。

いわゆる、有機農業です。

有機農業を選んだ理由はありきたりです。

安心安全な野菜をお届けしたいから。食べ物を食べるのは一番安心した状態で食べますよね。現代社会は何かと忙しくピリピリしています。食べる時ぐらいは安心なものを食べていただきたいです。

では、化学肥料や農薬を使う慣行栽培はダメなのか?

そんなわけではありません。

日本の食卓を支えているのは慣行栽培です。慣行栽培は練磨されており、安定して食卓に供給できるというメリットがあります。

化学肥料は日本農業の最も優れたものであると思います。これにより、劇的に収穫量が安定し、私たちはいつでも野菜を食べられる環境にあるのです。

農薬も決して悪ではありません。野菜を育てている時、どうしても病害虫が発生します。それを防ぐのが農薬です。人間でいう薬を処方するのと一緒です。また、日本の農薬は安全性が高いです。農薬メーカーは何度も試験をし、安全性をクリアしたものだけが世に出ます。もちろん、使用方法や散布量は確実に守る必要があります。

 

・・・じゃ、慣行栽培でいいじゃない?と思うかもしれませんが、私は慣行栽培は選びません。🌀

やっぱり、農薬に対して負のイメージがある。これは永遠の課題です。

「いや、でも、大多数の人はそんなの気にしないよ」「有機も慣行もどっちも安全なんでしょ?だったら安い方でいいや」

世間一般では、有機野菜より慣行野菜の方が安いです。それはスーパーで簡単に確認できます。

有機野菜の方が割高ですよね。(*_*;

実際、有機野菜の需要量ってどのくらいだと思いますか?

ある農家の記事で、有機野菜の需要はだいたい1%なんだそうです。

1%!??💦 ( ゚Д゚)

人口1億人いたら100万人・・・100人いたら1人です。

これには衝撃を受けました。こんなに少ないのかと。

でも、たまに有機野菜を買うって人を含めるともう少し多い気がしますが。

しかし、有機野菜の需要はとても少ないことがわかります。

「・・・じゃ、尚更慣行栽培でいいじゃん。」

いいえ、やっぱりそういうわけにはいきません。

慣行栽培は確かに安定しています。台風や長雨などの自然災害がなければ。

同時に価格も安定しています。安定とは聞こえがいいですが、安く定まると書いて「安定」なのです。

農業が儲からないというのは、ここに一因があると思います。((+_+))

たくさん穫れればその分、供給過多で市場価格は低くなり、自然災害などで収穫量が少ない場合は市場価格は上昇します。

市場価格に波はあるものの、一定の枠は超えません。良い時は良いし、悪い時は悪い。均したらそんなもんなのです。

また、毎日食べる野菜なのに価格が高いと買いづらいですよね。だから大量に安定して収穫できる慣行栽培が発達していったのだと思います。高度経済成長に伴い、人口も急増。食を支えるには慣行栽培が必要だったのです。

その食のインフラを支えているのがJAや市場です。

ですが、大きな市場(しじょう)を利用するということは、自分に価格決定権がありません。

当農園のような少量多品目をしている農家は、それではやっていけないのです。

お客様と直接繋がって野菜をお届けする。直販のやり方でないと、小さな農家は生き残っていけません。

なので、野菜をお届けするときは、単なる「野菜」ではなく、野菜に係るストーリー・・・私というストーリーも踏まえてお届けしたいと思っています。

だから、こういったブログも大切ですし、自分を知ってもらうことが、私の農業のスタートです。

私というストーリー・・・なんて気持ち悪いこと言いましたが、小さな農家は野菜に付加価値を付けることは必須です。☺

安心という付加価値を付けるため、有機栽培を選びました。🍂

品質はもちろん、機能性(栄養など)、食感、糖度、希少性など・・・付加価値にはいろいろあります。

ですがこれらのことは突き詰めれば、行きつく先は皆同じなのです。皆がみんな突き詰めれば、めちゃくちゃ付加価値が高い野菜が溢れかえります(究極的にはです)。

ですが、絶対に同じにならない付加価値が一つだけあります。

それが、私というストーリーです。

品質も味も価格も全部一緒な野菜なら、どんな人から野菜を購入したいですか?

私は、知っている人から買いたいと思います。

やっぱり知っている人から買うと、何故だか安心しますよね。よく、生産者の顔写真が張ってある野菜がありますが、なんとなくその方が安心します。

ものを買うとき悩んだら、安心した方を選べば、より満足度が高い気がします。

「この人の野菜だったら安心して食べれる」

そんな農家を目指したいです。

なぜ有機農業を選んだのか その②

JAに勤めており、慣行栽培の大切さは十分わかります。

ですが、農薬を使わない野菜が求められているのも事実。

大前提で、農薬は使用量さえ守れば安全です。

一生そういう野菜を食べ続けたとしても、それが原因で病気になったり、というのはあまりないでしょう。

ですが、わずかでも病気のトリガーを引く可能性だって0ではありません。

そうならないためにも、有機栽培にこだわっていきたい。100%安心な野菜をお届けしたいんです。

 

私の体験として、お米の農薬をやる時ってすごいんです。

一部の地域では、戦車のようなキャタピラに、巨大な扇風機が乗った機械で、農薬を遠くまで散布する機械があります。

ものすごい風で結構遠くまで農薬が飛びます。🌀

ですが、風向きによって、作業員にめちゃくちゃかかります。(*_*;

また、風に乗って、民家まで飛んでいくことも多々あります。通行中の車にもかかります。

農薬がかかるのっていい気はしませんよね。嫌ですよね。

あの作業風景を見ると、農薬はやっぱり嫌だなぁと思ってしまいます。

本当に、ベッタベタにかけるんですよ。

それでも、安全性は確保されていますが。

 

それはさておき、

慣行栽培に少しでもリスクがあるのであれば、やはり私は有機栽培を行いたい。

病気の友達がいて、少しでも安心な食べ物を食べてもらいたいと思うのは普通ですよね。そんな時、自分が「安心」と胸を張って言える野菜を作っていなかったので、どれほど後悔したでしょうか。

例え有機野菜が気を紛らわせる程度のものだったとしても、何もできずにいるのはやっぱり悔しいし、悲しい。

もう二度とそんな思いはしないように、胸を張って安心と言える野菜を作りたいと思います。

安心な野菜を食べて笑顔になってほしい その笑顔が皆に連鎖し、皆幸せになってほしい

やっぱり、私の経営理念はこれです。

有機栽培を行うことにより、安心という付加価値をお届けしたいです。

 

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